2025年4月1日付で、東哲也(ひがし・てつや)さんが麻生区長に就任しました。
東区長は川崎市中原区出身で、川崎市役所では臨海部の事業推進や労働・雇用、港湾振興など、さまざまな分野を経験してきました。
また、地域住民と行政をつなぐコミュニティ交通の取り組みに携わった経験もあります。
東哲也区長の経歴や人物像、麻生区政への抱負を紹介します。
2025年4月1日付で麻生区長に就任した東哲也さん
東哲也さんは、2025年4月1日付で麻生区長に就任しました。
2025年4月からの麻生区長・東哲也さん pic.twitter.com/ZGZoXqjNek
— 新百合ヶ丘タイムズ (@shinyuritimes) July 31, 2026
就任時の主なプロフィールは次の通りです。
・名前:東哲也(ひがし・てつや)さん
・就任日:2025年4月1日
・出身:川崎市中原区
・居住地:川崎市宮前区
・就任時の年齢:58歳
・前職:川崎市港湾局港湾振興部長
2023年4月から麻生区長を務めていた山本奈保美さんの後任となります。
なお、2026年8月時点でも、川崎市の公告などで東哲也さんが麻生区長として記載されています。(川崎市公式サイト)
東哲也区長の経歴
東区長は、川崎市立橘高校を卒業後、1985年に川崎市役所へ入庁しました。
川崎市職員を目指した理由については、地元である「川崎に恩返しをしたい」という思いがあったと紹介されています。
入庁後は、先輩職員の勧めを受けて神奈川大学第2法学部へ進学しました。
・昼間は川崎市職員として勤務
・夜間は大学に通学
・仕事と学業を両立
という生活を送り、行政実務と法律を学んだそうです。
その後、川崎市役所で次のような役職を歴任しました。
・臨海部事業推進部長
・労働雇用部長
・港湾振興部長
川崎市の臨海部、産業、雇用、港湾など、市の経済やまちづくりに関わる分野を幅広く経験しています。
父親が働いていた高炉の休止にも対応
東区長の父親は、日本鋼管、現在のJFEスチールに勤務していました。
東区長は、川崎市職員としてJFEスチール東日本製鉄所京浜地区の高炉休止に伴う対応にも携わりました。
具体的には、
・高炉休止による川崎市への影響や課題の調整
・関係機関との連携
・社員の再就職支援
などに取り組んだとされています。
父親が働いていた高炉の休止に行政職員として携わったことについて、東区長は「運命を感じた」と振り返っています。
高石地区のコミュニティ交通にも関わる
東区長は、地域住民の移動を支えるコミュニティ交通の運行にも携わってきました。
関わった地域として、次の場所が紹介されています。
・麻生区高石
・多摩区長尾台
・宮前区内
コミュニティ交通は、駅やバス停までの移動が難しい地域において、住民の日常生活を支える重要な取り組みです。
東区長は、住民と行政の間に立ち、運行に向けた調整や橋渡しに努めました。
麻生区内の地域課題に、区長就任前から関わっていたことになります。
サッカー、サーフィン、水泳が好きなスポーツマン
東区長は、スポーツに親しんできた人物でもあります。
中学時代はサッカーに熱中
中学生の頃はサッカーに打ち込み、川崎フロンターレについても設立時から応援しているそうです。
川崎市出身で、市職員として長く勤務してきた東区長らしいエピソードです。
高校時代からサーフィン
高校時代にはサーフィンと出合い、毎週のようにサーフボードを持って湘南へ通っていました。
現在も年に2~3回ほどサーフィンを続けているといいます。
週末には約2,000メートルを泳ぐ
サーフィンを続けるための体力づくりとして、週末にはプールで約2,000メートルを泳ぐことを習慣にしています。
サーフィンを通じて身につけた、
・リズム
・バランス
・タイミング
という3つの考え方を、仕事や日常生活でも大切にしているそうです。(タウンニュース)
東区長が感じた麻生区の魅力
東区長は、就任前には麻生区とのなじみがそれほど深くなく、区長就任の辞令に驚いたと話しています。
一方、麻生区について知る中で、次のような魅力を感じたといいます。
・音楽や映画を学べる大学がある
・映画館がある
・芸術・文化を身近に感じられる
・緑や自然が多い
・美しく整った街並みがある
・住民のまちづくりへの意識が高い
・地域活動が活発
東区長は麻生区を、**「芸術と自然のバランスがとれた住みやすいまち」**と評価しています。
麻生区の広報紙でも、新百合ヶ丘駅周辺を中心とした芸術・文化、黒川・岡上・早野などに残る自然や農の風景、美しい街並みが調和している点を区の魅力として挙げています。
東区長が力を入れたい麻生区の取り組み
東区長は、就任時に今後力を入れたいテーマとして、次のような取り組みを挙げています。
危機管理・防災対策
まず力を入れたい分野として、危機管理対策を挙げています。
災害発生時に区民の安全を守るためには、
・地域団体との連携
・日頃からの防災活動
・情報伝達体制の整備
・地域住民同士のつながり
などが重要になります。
市制100周年で生まれたつながりの継続
川崎市は2024年に市制100周年を迎えました。
麻生区でも、地域団体や企業、区民が連携してさまざまな記念事業が行われました。
東区長は、市制100周年をきっかけに生まれた地域のつながりを、一時的なものにせず、今後のまちづくりに生かしていく考えを示しています。
健康寿命の延伸
麻生区は、高齢者を含めて多くの人が長く暮らす住宅地です。
東区長は、区民が健康で自分らしく暮らせる期間を延ばす「健康寿命の延伸」にも意欲を示しています。
地域資源を生かしたブランド力の向上
麻生区には、
・芸術・文化
・音楽
・映画
・豊かな自然
・農のある風景
・地域住民による活発な活動
・新百合ヶ丘駅周辺の都市機能
など、多様な地域資源があります。
東区長は、こうした地域資源を生かして麻生区のブランド力を高め、区民が「住み続けたい」と思えるまちをつくりたいとしています。
前任は山本奈保美区長
東哲也区長の前任は、2023年4月に就任した山本奈保美さんです。
山本さんまで、麻生区では多田貴栄さん、三瓶清美さん、山本奈保美さんと、3代連続で女性区長が続いていました。(新百合ヶ丘タイムズ)
東哲也さんの就任により、3代続いた女性区長から男性区長へ交代したことになります。
まとめ|行政経験とバランス感覚を麻生区政へ
2025年4月1日付で麻生区長に就任した東哲也さんについて、主なポイントをまとめます。
・川崎市中原区出身
・1985年に川崎市役所へ入庁
・働きながら神奈川大学第2法学部に通学
・臨海部事業、労働・雇用、港湾などを経験
・麻生区高石などのコミュニティ交通に携わる
・中学時代はサッカーに熱中
・川崎フロンターレを設立時から応援
・高校時代からサーフィンを続ける
・週末には約2,000メートルを泳ぐ
・麻生区を「芸術と自然のバランスがとれたまち」と評価
・危機管理、健康寿命、地域のつながりの継続などに意欲
・地域資源を生かして麻生区のブランド力を高める考え
サーフィンから学んだという「リズム・バランス・タイミング」を、麻生区政にどのように生かしていくのか注目されます。
新百合ヶ丘駅周辺のまちづくりや芸術・文化の振興、豊かな自然の保全、防災、地域交通など、麻生区が抱えるさまざまな課題に、住民や地域団体と連携しながら取り組むことが期待されます。
以前の麻生区長についてはこちらを確認してください
2023年4月からの麻生区の山本奈保美区長はこんな人、3代連続で女性区長
2021年4月からの麻生区の三瓶清美区長はこんな人
2018年4月からの多田貴栄麻生区長はこんな人!

