SUUMO「住みたい街ランキング」2026で新百合ヶ丘は何位?客観データから見る“しんゆり”の現在地

リクルートが発表した「SUUMO住みたい街ランキング2026 首都圏版」で、新百合ヶ丘駅がランクインしています。
今回のランキングでは、首都圏全体の住みたい街ランキングで、新百合ヶ丘駅は88位となりました。
前年の2025年は99位だったため、順位を11ランク上げた形です。得点も、2025年の142点から2026年は161点へ上昇しています。
派手に上位へ入ったわけではありませんが、首都圏全体で見ると、新百合ヶ丘は引き続き一定の支持を集めている街といえます。
この記事では、SUUMO住みたい街ランキング2026のデータをもとに、
・新百合ヶ丘駅の順位
・前年からの変化
・神奈川県内での位置づけ
・小田急線沿線の中での見え方
・住んでいる人から見た新百合ヶ丘の魅力
・ランキングから見える課題
を整理します。

新百合ヶ丘は「上位常連ではないが、根強い人気のある街」

今回のデータを見ると、新百合ヶ丘は「横浜」「武蔵小杉」「鎌倉」「海老名」のような上位常連ではありません。
一方で、首都圏全体で88位に入り、前年から順位・得点ともに上昇しています。
つまり、新百合ヶ丘の現在地は、以下のように整理できそうです。
・首都圏全体では中位〜上位圏に入る街
・神奈川県内では一定の存在感がある街
・知名度や話題性で大きく伸びる街というより、生活利便性で選ばれる街
・住んでみると良さが分かるタイプの街
・急上昇型ではなく、安定評価型の街
新百合ヶ丘は、観光地や再開発で一気に注目される街というより、日常生活のしやすさで評価される街だといえます。

新百合ヶ丘駅は首都圏総合88位

SUUMO住みたい街ランキング2026首都圏版で、新百合ヶ丘駅は以下の結果でした。

順位得点
2026年88位161点
2025年99位142点
2024年100位136点
2023年103位137点
2022年100位137点
2021年66位196点
2020年74位187点
2019年86位156点
2018年71位181点

2026年は、前年から、

・順位:99位 → 88位
・得点:142点 → 161点
・得点差:+19点
となっています。
2021年の66位・196点と比べると、まだ高い水準には戻っていません。
ただし、2022年以降は100位前後で推移していたため、2026年の88位は近年ではやや回復した結果といえます。

得点ジャンプアップでも新百合ヶ丘はランクイン

今回の資料では、前年から得点が上がった街のランキングも掲載されています。
新百合ヶ丘は、得点ジャンプアップした街として、47位に入っています。

・2025年:142点
・2026年:161点
・前年差:+19点
・順位:99位 → 88位

大きな再開発や全国的な話題があった街ほどの伸びではありませんが、着実に評価を戻している点は注目できます。

新百合ヶ丘駅周辺では、近年も以下のような動きがあります。
・ブルーライン延伸計画への関心
・駅周辺の店舗入れ替わり
・商業施設の変化
・スポーツ施設や教育施設の移転・再編
・万福寺・上麻生周辺の住宅開発
こうした変化が、街への関心を一定程度高めている可能性があります。

神奈川県民ランキングでは22位

神奈川県民による投票ランキングでは、新百合ヶ丘駅は22位でした。
神奈川県内の上位は、以下のような駅です。

・横浜
・武蔵小杉
・海老名
・桜木町
・藤沢
・鎌倉
・川崎
・大船
・みなとみらい
・辻堂

これらと比べると、新百合ヶ丘は県内トップ10には入っていません。
ただし、神奈川県内には横浜、川崎、武蔵小杉、鎌倉、藤沢、海老名など、非常に知名度の高い駅が多くあります。
その中で22位に入っていることは、地味ながらも一定の支持があると見てよさそうです。

小田急線沿線で見るとどうか

新百合ヶ丘は小田急線の駅です。
同じ小田急線沿線では、今回の総合ランキングで以下のような駅が登場しています。

・海老名:33位
・下北沢:55位
・町田:68位
・新百合ヶ丘:88位
・相模大野:89位
・登戸:136位
・経堂:151位
・成城学園前:189位

この並びで見ると、新百合ヶ丘は、小田急線沿線の中でも一定の存在感があります。
特に、町田や下北沢のような知名度の高い街よりは下ですが、相模大野とほぼ同水準に位置しています。
新百合ヶ丘は、若者向けの繁華街というより、住宅地・商業施設・行政機能がまとまった「暮らしの街」として評価されている印象です。

新百合ヶ丘が上位に入りにくい理由

新百合ヶ丘は、住んでいる人からの満足度が高い一方で、ランキング上位に入りにくい面もあります。
その理由としては、以下が考えられます。

・観光地としての知名度は高くない
・大型再開発で全国的に注目される街ではない
・若者向けの流行スポットが多い街ではない
・横浜、武蔵小杉、鎌倉、海老名などの知名度が強い
・新宿、渋谷、恵比寿、吉祥寺のようなブランド駅とは性格が違う

つまり、新百合ヶ丘は「住んでみたい街」として名前がすぐ挙がるタイプではなく、実際に生活する段階で良さが分かる街だといえます。
これはランキング上では不利ですが、住民目線では大きな強みでもあります。

住んでいる人から見る新百合ヶ丘の強み

新百合ヶ丘に住んでいる人の視点で見ると、ランキングだけでは見えにくい魅力があります。

駅前で生活が完結しやすい

新百合ヶ丘駅前には、生活に必要な施設がまとまっています。

・イオンスタイル新百合ヶ丘
・新百合ヶ丘エルミロード
・新百合丘オーパ
・麻生区役所
・麻生市民館
・麻生図書館
・映画館
・スーパー
・ドラッグストア
・飲食店
・クリニック

普段の買い物、外食、行政手続き、病院、子どもの習い事などを駅周辺で済ませやすい点は、住んでいる人にとって大きなメリットです。

交通利便性も評価されやすい

新百合ヶ丘駅は、小田急小田原線と小田急多摩線が使える駅です。

・快速急行が停車
・急行が停車
・多摩線の起点駅
・新宿方面へ出やすい
・町田、登戸、下北沢方面にも行きやすい
・将来的にはブルーライン延伸計画への期待もある

通勤・通学で都心方面へ出る人にとって、快速急行停車駅であることは大きな魅力です。また、買い物や通院、子どもの通学など、日常生活の移動でも使いやすい駅です。

ファミリー層に選ばれやすい街

新百合ヶ丘は、特にファミリー層から選ばれやすい街です。
理由としては、以下が挙げられます。
・駅前が比較的落ち着いている
・商業施設があり買い物しやすい
・公園や緑も多い
・教育施設が多い
・医療機関が利用しやすい
・治安面で安心感を持たれやすい
・住宅地としてのイメージが強い
ランキング上では、横浜や武蔵小杉のような大きな知名度はありません。しかし、実際に子育てや日常生活を考えると、新百合ヶ丘のバランスの良さは大きな魅力です。

データから見る新百合ヶ丘の現在地

今回のSUUMO住みたい街ランキング2026から見える新百合ヶ丘の現在地は、以下の通りです。

・首都圏総合では88位
・前年99位から順位上昇
・得点も142点から161点へ増加
・神奈川県民ランキングでは22位
・小田急線沿線では中堅上位の存在
・上位常連ではないが安定した支持がある
・住んでいる人には生活利便性が評価されやすい
・派手さより暮らしやすさで選ばれる街

新百合ヶ丘は、ランキング上位の街のように「憧れ」や「ブランド」で選ばれる街というより、実際の暮らしを考えたときに候補に入る街です。

新百合ヶ丘タイムズ的に見ると「じわじわ再評価される街」

今回のデータで注目したいのは、前年から順位と得点が上がっていることです。新百合ヶ丘は、ここ数年で大規模な再開発が進んだ街ではありません。それでも順位が上がったということは、派手な話題ではなく、日常生活のしやすさや街の安定感が再評価されている可能性があります。

特に、住んでいる人の感覚としては、
・駅前でだいたい用事が済む
・新宿方面へ出やすい
・子育てしやすい
・落ち着いた雰囲気がある
・買い物に困りにくい
・医療や行政施設が近い
・ほどよく都会で、ほどよく住宅地
という点が大きいのではないでしょうか。

まとめ|新百合ヶ丘は「住んでから良さが分かる」安定型の街

SUUMO住みたい街ランキング2026で、新百合ヶ丘駅は首都圏総合88位となりました。前年の99位から順位を上げ、得点も142点から161点へ上昇しています。

ポイントをまとめると、以下の通りです。
・新百合ヶ丘駅は首都圏総合88位
・前年から11ランク上昇
・得点は142点から161点へ上昇
・神奈川県民ランキングでは22位
・小田急線沿線では一定の存在感あり
・横浜や武蔵小杉のような上位常連ではない
・ただし生活利便性と住環境のバランスは強い
・住民目線では「駅前で生活が完結しやすい」のが大きな魅力
・一方で住居費や坂、駅前の新鮮さには課題もある

新百合ヶ丘は、ランキングで一気に注目される街というより、住んでから良さが分かる街です。
派手さはないものの、交通、買い物、行政、医療、教育、住環境のバランスが整っていることが、長く支持される理由なのかもしれません。
今後、ブルーライン延伸計画や駅周辺の店舗・施設の変化が進めば、新百合ヶ丘の評価はさらに変わっていく可能性があります。

「住みたい街ランキング」の順位だけでなく、実際に暮らす人の視点から見ると、新百合ヶ丘はまだまだ注目しておきたい街といえそうです