新百合ヶ丘駅周辺で賃貸物件を探すとき、気になるのが「家賃相場」です。
新百合ヶ丘は、小田急小田原線と小田急多摩線が使える交通利便性の高い駅です。駅前には商業施設、区役所、映画館、病院、スーパーなどが集まり、麻生区の中心地として暮らしやすいエリアとして知られています。
一方で、周辺駅と比べると家賃はやや高めなのか、ファミリー向けはどのくらいするのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、LIFULL HOME’SとSUUMOの家賃相場データをもとに、新百合ヶ丘駅周辺の賃貸相場を整理してみます。
まず結論:新百合ヶ丘は「周辺駅よりやや高め」の駅
データを見ると、新百合ヶ丘駅周辺の家賃相場は、百合ヶ丘・柿生・鶴川などの近隣駅と比べて、やや高めの傾向があります。
特に目立つのは、単身者向けの相場です。
LIFULL HOME’Sでは、駅徒歩10分以内の賃貸物件を基準にした独自ロジックで家賃相場を算出しており、新百合ヶ丘駅のワンルームは6.93万円、1Kは8.27万円、1LDKは14.18万円、2LDKは17.31万円、3LDKは26.15万円となっています。(LIFULL HOME’S)
一方、SUUMOでは「新築かつ駅徒歩1分〜5分以内」の賃貸マンションという条件で、新百合ヶ丘駅周辺の相場はワンルーム7.8万円から4DK24.2万円とされています。(SUUMO)
つまり、ざっくり言うと、
- ワンルーム・1K:7万円台〜10万円弱
- 1LDK:13万円〜14万円台
- 2LDK:17万円〜18万円台
- 3LDK:20万円台前半〜後半
というイメージです。
HOMESで見る新百合ヶ丘駅の家賃相場
LIFULL HOME’Sのデータでは、新百合ヶ丘駅の家賃相場は以下の通りです。
| 間取り | 家賃相場 |
|---|---|
| ワンルーム | 6.93万円 |
| 1K | 8.27万円 |
| 1LDK | 14.18万円 |
| 2LDK | 17.31万円 |
| 3LDK | 26.15万円 |
HOMESの相場は、「駅徒歩10分以内の賃貸物件の平均賃料」を基準に、過去データをもとに独自ロジックで算出したものです。管理費や駐車場代などは除外されています。(LIFULL HOME’S)
このデータから見ると、新百合ヶ丘駅周辺では、単身向けでも1Kになると8万円台に入り、1LDKでは14万円台まで上がります。
特に3LDKは26.15万円と高く、駅近・ファミリー向け物件の希少性が反映されている可能性があります。
SUUMOで見る新百合ヶ丘駅の家賃相場
SUUMOのデータでは、「新築かつ駅徒歩1分〜5分以内」の賃貸マンションを条件にした相場が掲載されています。更新日は2026年4月13日です。(SUUMO)
| 間取り | 家賃相場 |
|---|---|
| ワンルーム | 7.8万円 |
| 1K | 9.9万円 |
| 1DK | 9.4万円 |
| 1LDK | 13.1万円 |
| 2K | 10.2万円 |
| 2DK | 13.2万円 |
| 2LDK | 18.2万円 |
| 3K | 19.8万円 |
| 3DK | 19.8万円 |
| 3LDK | 20.2万円 |
| 4K | 19.9万円 |
| 4DK | 24.2万円 |
SUUMOは新築・駅徒歩1〜5分という条件のため、駅近志向の人には参考にしやすいデータです。
ただし、SUUMO自身も「掲載中物件の平均金額とは異なる場合があり、正確性を保証するものではない」と説明しています。(SUUMO)
そのため、あくまで“目安”として見るのがよさそうです。
HOMESとSUUMOで金額が違う理由
HOMESとSUUMOの数字を比べると、少し違いがあります。
たとえば、
- ワンルーム
- HOMES:6.93万円
- SUUMO:7.8万円
- 1K
- HOMES:8.27万円
- SUUMO:9.9万円
- 2LDK
- HOMES:17.31万円
- SUUMO:18.2万円
単身向けや2LDKでは、SUUMOの方が高めに出ています。
これは、SUUMO側の条件が「新築」「駅徒歩1〜5分以内」「マンション」となっているためです。駅に近く、新しい物件ほど家賃は高くなりやすいため、HOMESより高く出るのは自然です。
一方で、1LDKや3LDKではHOMESの方が高い数字もあります。これは、各サイトの掲載物件数や集計方法、対象物件の偏りによって変わる部分です。
そのため、記事では以下のように伝えるとわかりやすいです。
- HOMES:駅徒歩10分以内を中心にした、広めの相場感を見るデータ
- SUUMO:新築・駅近マンションの相場感を見るデータ
- 実際の家賃は、築年数・駅距離・広さ・設備で大きく変わる
近隣駅と比べると、新百合ヶ丘は高め?
近隣駅との比較を見ると、新百合ヶ丘駅は周辺駅の中でもやや高めです。
HOMESでは、ワンルーム・1K・1DKの近隣駅相場として、以下の数字が掲載されています。(LIFULL HOME’S)
| 駅名 | 家賃相場 |
|---|---|
| 読売ランド前 | 6.48万円 |
| 百合ヶ丘 | 6.79万円 |
| 新百合ヶ丘 | 7.76万円 |
| 柿生 | 6.73万円 |
| 鶴川 | 6.68万円 |
この比較では、新百合ヶ丘駅は近隣の小田急小田原線各駅より高くなっています。
特に隣駅の百合ヶ丘と比べても、新百合ヶ丘は約1万円高い水準です。
一方、SUUMOの近隣駅比較では、小田急線沿線で以下のような相場が掲載されています。(SUUMO)
| 駅名 | 家賃相場 |
|---|---|
| 読売ランド前 | 5.7万円 |
| 百合ヶ丘 | 6.0万円 |
| 新百合ヶ丘 | 6.6万円 |
| 柿生 | 6.2万円 |
| 鶴川 | 5.9万円 |
こちらでも、新百合ヶ丘は百合ヶ丘・柿生・鶴川より高めです。
小田急多摩線方面ではどうか
新百合ヶ丘は小田急多摩線の始発駅でもあります。
HOMESでは、多摩線方面のワンルーム・1K・1DK相場として、栗平6.35万円、黒川5.73万円、はるひ野6.77万円、新百合ヶ丘7.76万円とされています。(LIFULL HOME’S)
この見方では、新百合ヶ丘は多摩線方面より高めです。
一方、SUUMOの近隣駅比較では、新百合ヶ丘6.6万円に対して、五月台6.8万円、栗平6.8万円、黒川7.5万円、はるひ野7.0万円と、新百合ヶ丘より高く出ている駅もあります。(SUUMO)
これは、条件や対象物件の違いが影響していると考えられます。
特に多摩線方面は、築浅・広め・駅近の物件が相場を押し上げるケースもあります。単純に「新百合ヶ丘より郊外だから安い」とは言い切れない点がポイントです。
最近の傾向:駅近・築浅・ファミリー向けは強い
今回のデータから見える最近の傾向としては、以下の3つが挙げられます。
1. 駅近物件は単身向けでも高め
新百合ヶ丘駅は、急行・快速急行の利用がしやすく、商業施設も駅前にまとまっています。
そのため、駅徒歩圏のワンルーム・1Kでも7万円〜10万円弱という水準になっています。
特に新築・駅徒歩5分以内になると、SUUMOでは1Kが9.9万円となっており、単身者向けでも都心寄りの駅に近い価格帯です。(SUUMO)
2. 1LDK・2LDKは共働き世帯向けの需要が強そう
1LDKはHOMESで14.18万円、SUUMOで13.1万円。2LDKはHOMESで17.31万円、SUUMOで18.2万円です。(LIFULL HOME’S)
この価格帯を見ると、単身者というより、
- 共働き夫婦
- DINKS
- 子どもが小さいファミリー
- 都内勤務で住環境を重視する世帯
が主なターゲットになりそうです。
新百合ヶ丘は都心直結でありながら、駅前の落ち着きや教育・医療・買い物環境もあるため、1LDK〜2LDKの需要は底堅いと考えられます。
3. ファミリー向けは物件ごとの価格差が大きい
3LDKはHOMESで26.15万円、SUUMOでは20.2万円と差があります。(LIFULL HOME’S)
この差は、集計条件や物件数の違いによるものと考えられます。
ファミリー向け物件は、
- 駅徒歩分数
- 築年数
- 専有面積
- 分譲賃貸かどうか
- 駐車場の有無
- 学区や周辺環境
によって大きく家賃が変わります。
そのため、3LDK以上は「相場だけで判断する」のではなく、実際の募集物件を見ながら判断する必要があります。
新百合ヶ丘で賃貸を探すなら、どんな人に向いている?
新百合ヶ丘駅周辺は、家賃だけで見ると周辺駅より高めです。ただし、その分、利便性と住環境のバランスがあります。
向いているのは、以下のような人です。
- 駅前で買い物や外食を済ませたい人
- 小田急線で都心方面に通勤・通学する人
- 急行・快速急行停車駅を重視する人
- 百合ヶ丘・柿生よりも駅前の利便性を重視する人
- 落ち着いた住宅街と商業施設の両方が欲しい人
- 将来的に子育ても視野に入れている人
逆に、家賃をできるだけ抑えたい場合は、百合ヶ丘・柿生・読売ランド前・鶴川なども比較候補に入れるとよさそうです。
まとめ:新百合ヶ丘は「安さ」より「利便性と環境」で選ぶ駅
HOMESとSUUMOのデータを見ると、新百合ヶ丘駅周辺の家賃相場は、近隣駅と比べてやや高めです。
特に、
- ワンルーム・1Kでも7万円台〜10万円弱
- 1LDKは13万円〜14万円台
- 2LDKは17万円〜18万円台
- 3LDK以上は20万円台も視野
という水準です。
ただし、新百合ヶ丘は単に家賃が高いだけの駅ではありません。
- 小田急小田原線・多摩線が使える
- 駅前に商業施設が集まっている
- 区役所・病院・映画館など生活機能がそろう
- 落ち着いた住宅街が広がる
- 麻生区の中心駅としての安心感がある
こうした要素を考えると、新百合ヶ丘は「家賃の安さで選ぶ駅」というより、利便性・住環境・街の落ち着きを含めて選ばれる駅といえそうです。
百合ヶ丘や柿生と比べて家賃は少し上がりますが、その分、駅前の利便性や街の完成度を重視する人にとっては、納得感のあるエリアではないでしょうか。



