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「川崎市都市計画マスタープラン全体構想・案」での新百合ヶ丘は「広域拠点」で地下鉄3号線と小田急線の複々線化

川崎市では、都市計画の基本的な方針を示す「川崎市都市計画マスタープラン全体構想」の改定に向けた検討を進めており改定素案に関する意見募集などを行っていました。その中から新百合ヶ丘に関連するものをピックアップして紹介します。

「川崎市都市計画マスタープラン全体構想・案」

川崎市のホームページに現状や今後の流れについて公表されています。

新百合ヶ丘は「広域拠点」

川崎市都市計画マスタープラン全体構想改定案(1)第4部分野別の基本方針の「土地利用」にて新百合ヶ丘は「広域拠点」として位置づけられています。以下は一部引用して紹介しますが、詳しくはP24をご確認下さい。
広域から人を呼び込むことができる個性と魅力にあふれた「広域拠点」として、

①川崎駅周辺地区、
②小杉駅周辺地区
③新百合ヶ丘駅周辺地区
を位置づけ、市街地開発事業や地区計画等による計画的な土地利用を誘導します。

新百合ヶ丘周辺地区は

・本市北部の「広域拠点」として、さらに芸術のまちとして、豊かな自然環境や文化・芸術等の地域資源、充実した都市機能を活かし、土地利用転換の適切な誘導や交通環境の改善を図り、より質の高い、魅力ある拠点の形成をめざします。
・商業・業務、文化等の諸機能の集積を図るとともに、良質な都市型住宅の建設を適切に誘導し、計画的な複合的土地利用による都市機能の強化を図り、「商業業務エリア」の形成をめざします。
・中心街区では、地区計画等の活用により、土地の計画的な高度利用を図り、市街地環境の改善や都市機能の集積、道路、交通広場、公園、オープンスペース等の基盤整備、都市景観の向上などに資する計画的な土地利用を誘導します

新百合ヶ丘の地下鉄3号線と複々線化

川崎市都市計画マスタープラン全体構想改定案(1)第4部分野別の基本方針の「交通体系」にて地下鉄3号線と複々線化について記載されています。以下は一部引用して紹介しますが、詳しくはP40をご確認下さい。

③新線整備の検討
・横浜市営地下鉄3号線の延伸について、関係機関と協議を進めます。
④複々線化等による輸送力増強の促進
小田急小田原線(登戸駅~新百合ヶ丘駅間)、東急田園都市線(溝の口駅~鷺沼駅間)の複々線化等、鉄道事業者による輸送力増強を促進します。